日記・コラム・つぶやき

第十五話: それでも私は・・・

トーストマスターは私の生活の最優先でした。昨年のある時期までは。

入会して5年間、皆勤を続けてトーストマスターの楽しさを満喫していた私が、興味を少しづつ失って行きました。きっかけは前ディストリクトガバナーの解任問題でのゴタゴタだったかもしれません。さらにそれに追い討ちをかけることがありました。

新設クラブのスポンサーを頼まれ、またブログも担当していましたが、デモミーティングへの参加はほとんど出来ない状態でした。講義を受けている心理テストの講座の日程がちょうどデモミーティングと重なっていたからです。スポンサーの仕事が何かをよくは理解していなかったけれど、出席出来ないことを心苦しく思う分、ブログの方でお手伝いしようと思いました。結構、がんばっていましたhappy01

そんな時、スポンサーを降りて貰えないかと相談があり、即座に「心苦しいと思っていたので、私の方からお願いしたいくらいです。」と答えていました。代わりに今までデモミーティングに参加していなかったAさんをスポンサーにし、これからのデモミーティングに参加して貰うということでした。

降りたいと言ったのは自分でしたが、その日から徐々に”トーストマスター心”がしぼんで行き始めたようです。

虚しさを感じ、とうとう12月の東神戸の例会まで休んでしまいましたweep 皆勤が途切れることが分かっていたけれど。

例会を休んだ日、新設中のクラブのNさんから電話がありました。心配しての電話を有り難く思いました。その時、あと2人でチャーター出来ると聞き驚きました。Nさんの言い知れぬ努力に感動を覚えました。

すっかりしぼんでいた私の”トーストマスター心”が再び膨らみ始めました。

新クラブ設立に向けて私もがんばろう。3月まで私事で参加は出来ないけれど、クラブが設立すれば、オフィサーの一人として楽しいクラブにして行こう!

新年がスタートし、これから次々と行事があります。選挙、ECM、オフィサーズトレーニング、スピーチコンテスト。また、私自身のスピーチ。しっかりと取り組まなければ!!!

開店休業していたこのブログも久々の更新が出来ましたcoldsweats01

今回、初めてトーストマスターを辞めて行く人の気持ちが分かりました。

今回の経験をクラブ運営に生かして行きたいです。

休みがちなメンバーへの声掛けは必要だと確信しました。

些細なことで、起きたことは、些細なことで解消出来る。(特に私は単純だから?)

昨年は少しグツグツしてしまいましたが、それでも私はトーストマスター人間で~すbleah

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第十四話:至福のひととき

10月5日、小雨がそぼ降る徳島郷土会館に一台の車が到着。

エリア43のテーブル・トピック コンテストの会場だ。East-KobeのメンバーMさんの車で駆け付けた。

基調講演の主は、広島以来の再会となるAzuma氏。

日本の代表としてカルガリーに行ったAzumaさんの基調講演はスピーチ作りのワークショップとカルガリーの報告。

ワークショップのことは後で詳しく、述べるとして、何より、嬉しかったことは、Azumaさんのスピーチ本番の時、何度も笑いが起きていたこと。そう、カルガリーの聴衆に受けていたのです!しっかりと!なんか、とても勇気づけられました。happy01

さて、ワークショップはPower Pointを使って例を示しながらのとても分かりやすいものでした。

手作りのプレゼンスライドはあちこちにユーモアが散りばめられ、非常に分かりやすいスライドでした。

プレゼンのスライドと言えば、文字とグラフと写真、それ位しか見たことがなかったので、AzumaさんのPower Pointスライドを見て驚きました。

① イラストを効果的に使っていて、楽しく分かりやすい。

② ワンセンテンスが簡潔。

③ 空間にゆとりを持たせたマッピングで見やすい。

ワークショップではスピーチのネタ探しから、手直し最終段階までのノウハウを惜しげもなく披露して下さり、とても得した気分になりました。

パーティーでは運よくAzumaさんと同じテーブルに振り分けられ、他のトーストマスターたちと共に至福のときを過ごしました。

私はこの季節が大好き!

エリア、ディビジョン、ディストリクトとコンテストがいっぱいだから。それらのイベントに参加し、既知のトーストマスターに再会し、語り合う時間は、まさに至福のとき!

自分のクラブを飛び出して、他のクラブの人たちと過ごす時間は楽しくて、色々な発見があり、とても勉強になります。

このコンテストの時季は私にとって至福の”時季”かもしれません。

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第十三話: ”耳”寄りな話 もとへ ”腹”寄りな話

9月7日西宮で日本語クラブのデモミーティングがありました。そこに初代District GovernorのIさんのサプライズ訪問がありました。有益な(テーブルトピックに関する)お土産に参加者全員大喜び!

私自身は何より、そのお人柄と迫力のあるスピーチに圧倒されました。

当日、TMDは私でしたが、日本語では初仕事だったのでIさんのスピーチ紹介を忘れるくらい緊張していました。ところが、I さんの自信に溢れたスピーチがカンフル剤になったのか、頭のてっぺんから出ていた声がお腹から出るようになり、少し余裕が生まれ、緊張を克服することが出来ました。

”お腹から声が出せる”ことの意味、意義、大切さを考えてみました。

1.意味・・・自分に自信がある、話す内容に自信がある

たとえば、スピーチの練習が不十分な時、私の声は口先から出ているので、声の深みも色合いも聴衆には届けられません。 しかし、十分に練習が出来た時は、スピーチをしながらお腹から声が出ていること自分で確認でき、それが自信を生んでくれます。

2.意義・・・自信が持てると余裕が生まれ、さらにうまく行くと自分を客観的に見られる

自分の声がお腹からきれいに出ていることを感じると同時に、前にいる聴衆の顔がよく見えるようになったという経験をしたことがあります。

余裕が生まれたから、聴衆の顔を見ることが出来、自分がしっかりと二本の足で立ってスピーチをしていることが心地よかったのでしょう。

3.大切さ・・・人に何かを伝える時、声の音色が決め手

声の音色は人それぞれでしょう。その人、その人の声色の特徴を伝えるためには声をお腹から出す必要があると思います。

また、何かを伝えたい時、口先で話す言葉では自分の思いを相手に届けることは出来ないでしょう。

お腹の底から発せられた言葉だからこそ、相手の心を揺さぶることが出来ると思います。

まとめとして;

physical 面でもお腹から声を出す努力をしつつ、話す内容に自信が持てるまで練習を重ねる。次に声がお腹から出ているかどうかチェックしながら、本番さながらの練習をする。私の場合、思いっきり声を出せるのは本番当日ですが・・・

最後に自信が持てない状態で人前で話さなければならなくなった時の特効薬をご紹介します。

とにかく、”お腹から大きな声を出してみる”ことです。

お試しください!

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第十二話:スピーチ添削

広島でのSpring Conference二日目、”Speech Marathon”改め ”Open Speech Meet”で因縁のスピーチとの決着をつけることが出来ました。

スピーチを思いついた時のその思いをスピーチに反映させ、思い通りの内容に仕上げ、さらにそのスピーチを90名の聴衆の前で発表することが出来ました。そしてスピーチを終えた後、色々な方から温かいお言葉までいただき、まるでサプライズ・プレゼントをゲットしたような興奮を覚えました。

この素晴らしい体験を現実のものに出来たのは私一人の力ではありません。

勝手にブログの師匠、そしてスピーチの師匠と呼ばせて頂いているAzuma氏のアドバイスやご指導のお陰でした。

一つのスピーチを自分の満足の行くスピーチにまで仕上げて行くのはなかなか大変でした。

まず、In-houseでやったスピーチで”Open Speech Meet”にエントリーしようと決めてから、スピーチの手直しが始まりました。手直しするなら最初の思いをスピーチに反映させたいと思いました。

In-houseでのスピーチを思いついた”きっかけ”は一体なんだったのか? きっかけはテレビの環境問題を扱ったドキュメンタリーでした。このままでは地球は大変なことになる、何とかしなければと思ったことからスピーチを考え始めました。

ところが、スピーチを考え始めるとテーマーが大きすぎて、途中から違うテーマになって行きました。『失敗から学ぶ』がテーマとなり、タイトルは”Never regret anything”。このスピーチでIn-houseに出場し、2位となりArea出場は叶いませんでした。めげない私は翌日、もう一つの所属クラブのIn-houseに徹夜で手直ししたスピーチで再挑戦。見事に返り討ちに会い撃沈!

Open Speech Meetに向けて、『失敗から学ぶ』というテーマと環境問題を結び付けて一つのスピーチにまとめ上げることは出来ないかと頭が痛くなるほど考えました。どうにかこうにか、まとまったスピーチの形になりましたが、何度読み返しても、終わりの部分がすっきりしないのです。最後でバーンと終わりたいのに”は~ん”という感じ。

そこへ師匠から私の添削スピーチが届いたのです。締めの部分をごちゃごちゃダラダラと書いていたのが、たった二行の、しかも私の思いが凝縮したフレーズに変身していました。これだ!と思い、早速それを採用しました。

Conclusionは本当に難しいです。今回はとてもいい勉強になりました。自分の思いを伝えたくて、ついダラダラ書き過ぎてしまいますが、師匠の仰るように少し少なめに語って、後は聞き手の方で100%にして貰うということも大切だと感じました。

聴衆の胸に届くスピーチならば、聴衆がスピーチを聞いてイメージを描けるならば、多くを語らずとも話し手の思いは伝わるはずだということを知りました。これは大きな収穫!

添削スピーチを見て、何が嬉しかったかと言うと、deliveryについての細かいアドバイスでした。たとえば、スピーチの始めで諺を言うところがありますが、言った後、1,2と数えてから次の言葉を言うとか、スピーチが明から暗に変わるところでのHoweverは会場中に響き渡るようにとか、その一つ一つが目から鱗でした。

いつもはタイトルにもこだわるのですが、今回はスピーチに気を取られ過ぎていたので、余りいいものが思いつかず、”What we can do is”なんてタイトルでよしとしていましたが、これも師匠のひらめきで”Stepping Stone”となりました。スピーチの没頭と最後で言う諺、”Every failure is a stepping stone to success.”がとても印象付けられました。

スピーチ作りも企画・製作・営業の過程をきちんと踏んで初めて消費者(聴衆)の元に届くのですね。

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第十一話:スピーチとの戦いはまだ続く!

In-house Speech Contestで悔し涙を流した因縁のスピーチを広島のSpeech Marathonですることになりました。

このスピーチは二度In-houseでやり、その後、チャータークラブのデモミーティングでもやりました。このスピーチとの関わりは、これで、最後になるだろうと思って、自分なりに納得の行くスピーチに仕上げようと、ほぼ半分を手直ししてやりました。でも、スピーチを終えてみたものの、私の満足度は、6割か7割程度で、不全感を残しつつも、もう終ったと思っていました。

ところが、気が付けば、そのスピーチでSpeech Marathonにエントリーしていました。

満足度7割の不全感スピーチでは、いけないという思いが日毎に高まってくるものの、どう手を入れたらいいのか・・・

どうやら私は”スピーチ”という深い、深い森に迷い込んでしまったようです。

なんとか出口を見つけなければ。

時間がない!

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第十話:スピーチのテーマ

一ヶ月に一度のブログ更新をさらに進めて、今年からはせめて月二の更新にと思ったはずが、気が付けば、やはり月一とはトホホweep・・・

記念すべき?十話を”ぼやき” or ”泣き”から始めるとは、情けないと言おうか私らしいと言おうか、まあ、そんなものでしょう。  ”開き直り”?

昨日と今日は二つの例会(今月はIn-house Speech Contest)にcontestantとして参加し、気持ちよくスピーチをやったものの、一位にはなれず、(実は狙っていた?)かなり痛手を受けています。スピーチのタイトルは"Never regret anything!"。だから、今回の失敗もただ嘆いて終わる訳には行かないよと自分に言い聞かせております。

正直、一回目のスピーチが終わった後しばらくは、どこがダメだったのか分かりませんでした。建設的な批評を貰っていたものの、その日は、何もせず、いえ何も出来ず、即眠りに着いていました。翌朝、二度目のスピーチの朝、このまま、諦める訳には行かない私がいて、早速、前日の批評を考慮しながら、スピーチに手直しを入れました。とは言うもののその部分手直しが完結したのは例会の会場に着いてからで、自分のスピーチを始める直前まで覚えることに集中していました。そして、七番目のスピーカーとして名前を呼ばれた時、スピーチ原稿は席に残して、前に行きました。

これは、大きな賭けでしたが、手直しした部分も何度も練習して自分の物としていた他の部分と同様に発表することが出来ました。そして前日の批評の一つ一つを今日のスピーチに生かすことが出来たと思ったのですが・・・

例会の後、飲んで(ウーロン茶)食べて、歌って、騒ぎました。一位に成れなかった事実を頭の隅に追いやって。

帰途に着いた時に初めて、自分のスピーチに足りなかった物が少しづつ見えて来ました。

内容に説得力が無かったのです。聴衆の多くがなるほどと思う説得力が、今回のコンテストには必要だと思って、そのつもりで作ったスピーチのはずが、そうではなかった。

① 自分は何をテーマに取り上げるか

② どのエピーソードを選べば自分のテーマを聴衆に最も分かり易く伝えられるか

①は「失敗から学ぶ、あるいは教訓を得る」でまずまずだと思う。

問題は②。原因は幾つかあるが、その一つ目は、エピソードが二つだったことで、絵を描ききれなかったと表現したらいいだろうか。ストーリーはうまく描けたけれど、肝心のmake a point が表現し切れなかった。

(今まで、20個近くスピーチをして来て、何を学んでいたのだろうかとひどく落ち込む)

二つ目は、取り上げたエピソードが今一つ、説得力に欠けていた。聴衆を考慮しながら最もテーマを伝えられるエピソードを選ぶのは中々難しい。

この辺りまで、昨日、今日とやった自分のスピーチのダメだしをやっていたが、急に世界チャンピョンになった人たちのスピーチの原稿を見たくなって、World Championの David Brooks(http://www.davidbrookstexas.com/)さんのサイトを覗きに行った。ResourcesのところからFor Toastmastersに行けば、Brooksさんのスピーチの原稿が読める。ちょっとレベルが高すぎてと思わず、いい物をたくさん見て、聴いて、目と耳を肥やすつもりでいます。

最後にTIのウェブで見つけたマガジン・アーカイブの中の『テーマの選び方』から、

............2005 International Champion Lance Miller followed the same pattern. His speech was titled “The Ultimate Question.” Although it was a profound-sounding title, it did not delve into a metaphysical concept. It was about validating people wherever and whenever you can. And although the theme was simple, the speech had a profound effect on my life as I’ve tried to incorporate Lance’s advice throughout my everyday experiences. ...............

また、こんなことも言っていました。

・・・・歴代のチャンピョンの多くは今まで、語り継がれて来たようなテーマを自分流に目新しく変えて発表して来ている・・・・・

”自分流に目新しく”ですかぁ。う~ん、説得力のあるスピーチを作るって、本当に難しいですね。でも、なんかチャレンジしてみたいですね。今度は、前よりちょっとだけ説得力のありいいスピーチを作ってみたい。

あっ、私すっかり元気になっています!

今日のブロブ、”泣き”から始めてしまいましたが、今、やる気をムクムクcloud感じています。

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第九話:自分に向かって開かれた扉

2008年が始まって間もないある日、TVのドキュメンタリーを見ながら大きな感動を覚えた。それは、福島県の矢祭町の『もったいない図書館』が開館するまでの話しだった。思いがけないところから町の再生が始まるのだなと感心した。矢祭町は全国ではじめて合併をしないと宣言した町であることを番組の中で知った。新しく図書館を建設すれば15億から20億円はかかると言う。そこで既存の建物を改築し、図書は全国から寄贈してもらうことにしたのだ。全国から送られて来る本には短い手紙が添えられているものが多かったそうだ。愛着のある蔵書や遺品の蔵書もあり、思い入れのいっぱい詰まった本たちが行き場を求め、そして一番良い場所を見つけたのだと思った。送られてきた本は40万冊にもなると言う。話は『もったいない図書館』が開館しただけに留まらず、今では寄贈した人たちが各地から訪れていると言う。町おこし、村おこしの話しを見聞きすることがあるが、この矢祭町の場合、町の図書館が欲しいという町民の願いから始まったことが気が付けば町おこしに一役買っていたのだと思った。この『もったいない図書館』のドキュメンタリーを見て、一つの教えと一つの英単語を思い出した。その教えとは、

When one door closes another door opens; but we often look so long and so regretfully upon the closed door, that we do not see the ones which open for us. 

--Alexander Graham Bell

意味: 閉ざされた扉があれば、開かれた扉もある。なのに私たちはたいてい、閉ざされた扉の前でいつまでも恨めしそうにたたずみ、自分に向かって開かれた扉の存在に気付かない。

 ―アレキサンダー・グラハム[グレアム]・ベル

次に思い出した英単語は、"serendipity"。
意味は、予期せぬ良い物(楽しいこと)を見つけ出す才能、掘り出し上手。
何かを探している時、見つけようとしていた物ではない、価値のある物を偶然見つけることという注訳がある。

また、『ウィキペディア(Wikipedia)』では、次のような説明もあった。
自然科学におけるセレンディピティ:
セレンディピティは、失敗してもそこから見落としせずに学び取ることができれば成功に結びつくという一種のサクセスストーリーとして、また科学的な大発見をより身近なものとして説明するためのエピソードの一つとして語られることが多い。

2008年は閉ざされた扉があったとしても、そこに留まるのではなく、自分に向かって開かれた扉を探そうと思う。そして自分のゴールに向かって貪欲に前進して行こうと思う。私の中にもきっとあるであろう、serendipityを信じて!

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第八話:火事場のくそ力

私の今月のスピーチは、The entertaining Speaker から”A Dramatic Talk”。 久々のスピーチ作りにわくわくしながらも思うように進まず、諦めて手元にあった本に逃げ出した。TM David Brooksの”The Seven Strategies of Master Presenters”を拾い読みしながら、自問自答していた。私が伝えたいキー・ポイントは何か?エジプト旅行で発見した感動。それを伝える方法は?私自身の体験。そして、本の中で出会った一文、”You can use stories to illustrate your most important points.”に背中を押されるようにパソコンに向かい原稿を書き始めた。いざ、ストーリーを書き始めると調子に乗りすぎて、伝えたいキー・ポイントは遥か彼方へ・・・その度に自分のスピーチの”核”を思い起こし、軌道修正。やっとこさ、出来上がったものの、音読してみると、言いにくい箇所もあれば、難しい言い回しもある。なにより、タイムオーバー!120%がんばって早口で言ってみても明らかにタイムオーバー。無駄なエピソードはないか?重複した言い回しはないか?二度、三度度と原稿の手直しを試みた後、やっと練習で6分30秒を少し切ることが出来た。後は、スピーチのピッチを上げる所と、ポーズを置く所を確認すること。そして、どのようにストーリーを生き生きと伝えるか練習を繰り返しながら体得して行くこと。私に残された時間は今日を入れてたった12日。後は奇跡を信じるのみ。私のlast-minute power(火事場のくそ力)を信じるのみ。

最後に私のスピーチのテーマは、大きすぎて困った代物ですが、『人間の素晴らしさ!』です。あなたもそしてこの私だってすごい力を持っている。だから、来年のエリア・コンテストを一緒に成功させましょう!これが、聴衆への私のメッセージです。 

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第七話:秋季大会は大収穫祭

淡路夢舞台での秋季大会が無事終わり、ほっとしたのか緊張の糸が切れたのか、不覚にもダウンする。しかし、月曜日の朝はなんとか家族の者を笑顔?で送り出し、即ベットにUターン。トーストマスターズで3日間も家を空け、体調を崩したなんて口が裂けても言えない。そんなこんなでも、今回の秋季大会は私にとってとても実りの多い大会だった。

まず、大会実行委員会の一員として大舞台の裏側を見られたこと。

急に仕事が入った大会委員長に代わってTimothy Keckさんと奥様のLauraさんをホテルまで出迎えに行き、淡路夢舞台までお連れしたこと。

その翌日、Lauraさんと淡路市立陶芸館で陶芸体験をしたこと。

2日間Lauraさんとご一緒させて頂いたけれど、とても居心地がよく楽しかったこと。

さらに、ブログ仲間のAさんやOさんとお会い出来たこと。

ホテルの部屋で関西、関東入り混じっての一分間スピーチ大会はとても楽しい初体験となったこと。

2007年のEvaluation Champion、Marie-Josee Brassardさんや日本語論評大会で優勝された小林美枝子さんと親しくお話出来たこと。(お二人とも評論術もさることながら、お人柄が素晴らしく、大好きになってしまった。) 

Sergeant-at-Armsとしてコンテスタントの近くにいて彼らの緊張をビシバシ感じられたこともいい体験の一つ。

大会の裏方として最後の最後まで目配り、気配りをしていたNakaoさん、Satoさん、Nagahamaさんたちといっしょに眺めた淡路大橋からの夕日は息を呑むほどきれいで、その赤色が目と心に沁み渡った。

大きな大会に参加するためには、それなりにしっかりと準備が必要だ。クラブとして、個人として。クラブのメンバー一人一人に大会の素晴らしさを味わって欲しいという思いはいっぱいあったけれど、それを十分に伝えられたかどうか疑問が残る。今後の課題は、伝え方。行ってみようかなと思わせる伝え方。む・ず・か・し・そぉ~

個人面では家族への気配り。主婦(一応)が3日も家を空けるとなると「行ってきま~す!」の一言では済まない。留守にする3日間、家族が不自由のないように寂しい思いをしないように最大限出来ることをやっておく。

あれこれ準備万端で、参加した大会は、大きな収穫があるものです。これ、私の実感!

来年は、あなたも、あなたも、あなたも大会に参加ですね!

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第六話:心地よい疲労

関東と関西にそれぞれ一つずつあるアドバンスクラブ。関西にあるそのクラブ、Speak-upとのジョイント・ミーティングが大盛況(?)のうちに無事終わりました。近隣のクラブにも参加して頂き、ディベートについてワークショップやプラクティスや本番をやり、参加者全員がディベートを身近なものと感じたと思います。ゲスト(6人)からもとても勉強になったとの感想を頂きました。。定例会が終わってからの感想の中に、あまり難しい議題でなければ、またディベートをやってみたいとの声がありました。年に二回くらいテーブル・トピックの代わりにディベートをやってみるのもいいかなと思っているところです。

定例会をマンネリ化させないためにも、新しいことをやってみる必要を感じていましたが、今回はうまく行ったと自画自賛です。

クラブで何かをやろうとすると、オフィサーやメンバーの協力が必要不可欠です。無事終わるまでは、やることが色々あって「ふぅ~!」とため息をつくこともありますが、終わってみれば、心地よ~い疲労!そして、何より仲間としてのメンバーの力をとても有難く感じます。素晴らしいメンバーと”同じ釜の飯”を食べてる心境です。

これからも”心地よい疲労”が感じられるように色々とトライして行きたいですね。

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第五話:Evaluationは厳しくも有難い

志し高く、一歩踏み出したら、事の他険しい道で、自分の無謀さを嘆きつつも前に進むしかないと腹をくくる。少しオーバー目に言いましたが、今の私の心境です。Presidentとして毎回反省しきりです。

そんな中、定例会の後、経験豊富なメンバーの一人に大きな、大きな気付きを貰いました。それは”定例会の雰囲気を良くするのはPresidentの大きな仕事であり一番大切な役目”ということ。

・・・声が小さい。進行においてメリハリがないので、会全体が単調でつまらないものになった。・・・

ずばり指摘され、ノックアウト状態で朦朧としながらなんとか自分を立て直そうとした時、彼の言葉がとても有難く思えたのです。

自分の正直な感想を私に伝えると彼はさっさと部屋を後にされていました。

ちょうど回りにいた人たちから慰めの言葉や励ましの言葉を聞く一方で、「今、Wさんにお礼を言わなければ!」という私の心の声が聞こえて来ました。

部屋を飛び出し、Wさんになんとか追いつき、お礼の言葉を伝えることが出来ました。

自宅に帰って改めて言われた言葉の一つ一つを受け止め、考えて(分析して)みました。

1.声が小さい → 自分に自信がなかったから 

原因:自分のcapacityを越えるassignmentを引き受け、十分な準備が出来ていないことに不安を感じ、それが自信を喪失させた。

2.進行にメリハリがない → 自信のないままの司会進行は声が単調になり表情も乏しくなった。

3.会全体が単調になりつまらない → Presidentとして、またGEとしてのモノトーンなデリバリーは聴衆を退屈させた。

次にその対処法を考えてみました。

1への対処法:自分が出来ることと出来ないことをしっかりと認識する。出来ないことも自信が持てるまでできる限り下準備をして臨む。

2への対処法:司会進行はスピーチといっしょでvocal variety とfacial expressionを効果的に使って進める。

3への対処法:聴衆が何を望んでいるかに気を配りながら、エンタテイナーとして会全体を盛り上げる。

最初で述べたように”定例会の雰囲気を良くするのはPresidentの大きな仕事であり一番大切な役目”だということを改めて実感しました。そして、今までのPresidentはどの方もしっかりとその役目を果たされていたことに思い至りました。

これからもたくさんのevaluationを真摯に受け取り、Presidentとしてtoastmasterとして少しでも成長して行きたいと思います。

そんな私への私からのエールは、

”能力の無さは下準備と陰勉(こっそりコツコツとする勉強)で補え!”

です。

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第四話:選ばれし人

2007年の5月20日、District 76 Internaional Speech Contestが国立オリンピック記念青少年センターで行われました。この日を目指して研鑽を重ねてきたであろう多くのトーストマスターたちもここで一仕事が終わったであろうと思います。しかし、この日から大きな舞台を目指して走りだした人がいます。それがDistrict 76の代表者大和バイリンガルのAzumaさんです。

彼の孤軍奮闘(たくさんのお仲間に支えられていますが)振りを知り、感激し、感動し、鼓舞されました。彼の凄まじい戦い(練習)の様子を大勢のトーストマスターに知って頂きたくて、ここで紹介したいと思います。

Inter-District用のスピーチとFinal Stage用のスピーチを練習するために近隣のクラブに出稽古に行かれました。

7月14日(土)  大和バイリンガル

7月19日(木)  東京トーストマスターズクラブ

7月21日(土)  溝の口トーストマスターズ

7月25日(水)  東京インターナショナル

7月28日(土)  大和バイリンガル、武蔵小杉

7月31日(土)  Key Force TMC

8月 4日(土)  Sunrise TMC

8月 5日(日)  厚木座間トーストマスターズクラブ

8月11日(土)  大和バイリンガル(最後の練習)

これだけたくさんの出稽古に行かれたことにも驚きましたが、それ以上にビックリしたことは、7月26日にInter-District用のスピーチを新しく作り直されたことです。この時期にととても驚きましたが、出稽古での皆さんの論評とご自分の中での不全感とを考慮されたからのようです。前のスピーチを思い切り、次のスピーチに切り替えられた決断力に脱帽です!

かなりお忙しい状態の中、徒然草を更新されています。そのお陰で私も我らが代表の様子を知ることが出来ました。やるからには完璧を目指されている様子がひしひしと伝わって来ると同時に最高の物を目指す人間にだけ与えられる試練というものがあることを知りました。逆説的ですが、そういう試練は越えられる人間にしかあたえられないのだろうなとも思います。

Azumaさんは選ばれた人です。District 76の代表としてだけではなく、試練を越えるべき人間として。

彼に心から声援を送りたいと思います。

さてさて、そういう試練をまだ与えられていない私は、トーストマスターとしての自分磨きに精を出さないといけないですね。まず、Presidentとしての役目を一つ一つこなして行くこと。近々あるEvaluation Contestに挑戦すること。自分のSpeech Projectをどんどん進めて行くこと。

Evaluationの苦手な私が参考にと見つけたサイトを紹介します。

Giving Killer Evaluations: http://www.toastmasters.com/killer-evals.html

Digging for Diamonds: http://homepage.powerup.com.au/~mamalade/Evaluate.html

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第三話:Officerって大変?

 7月は全国のあちこちでClub Officers Trainingが開かれていますね。我がエリア43は明日16日です。Club Officers Trainingはeducationalでありinformativeであるばかりではなく、私にとっては、懐かしいトーストマスターズに会える大切な機会です。クラブの枠を超えて素晴らしいトーストマスターたちと混ざり合うことは楽しく、いつもたくさんの刺激を貰います。

 そんな私も「Officerって大変!」と思ったことがないわけではありません。どんぶり勘定で長年我が家のサイフを預かってきた人間が会計になった時は逃げ出したいと思いました。いい加減な私ですが、さすがにクラブのお金を預かっていると思うと定例会が終わって家に帰るとすぐにその日の収支を合わせる作業に取り掛かりました。それでも、お金が合わない時は泣きたい気分でした。でも、嬉しい瞬間があることを知りました。それは収支がピタッと合った時。今まで味わったことのない感覚でした。それを味わいという思いが会計の仕事を楽にしてくれたと思います。

 秘書の時も毎回の議事録作りに途中で根を上げそうになりました。ネイティブにも通用する議事録を書きたくて、検索しまくっていたので時間ばかりがかかって・・・

 そして、先月VPEを無事終えました。この一年は大きな発見の年となりました。meeting assignmentを決めるのが主たる仕事ですが、毎月、毎月ない知恵をしぼって役割を決めて行く中でクラブのメンバーの協力がどれほど有難かったことか。役割のキャンセルが連発し、どうしようと言う時に快く助っ人役を買って出てくれた時は、そのメンバーが神様に思えました。(笑

 結論を言うと、Officerは大変ですが、それをはるかに越える”よきこと(良きこと)と(好きこと)”がありました。”良きこと”はトーストマスターズへの理解が深まり、自分の目指す方向もよりクリアーになる。”好きこと”はクラブのメンバーの人間性にふれていい感化を受け自分も向上できる。また、エリア、ディビジョン、ディストリクトそれぞれでがんばっているトーストマスターの方々にお会いして、明日への元気を貰える。「トーストマスターとして私も”が・ん・ば・る”ゾー!」

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第二話:The Mission of Toastmasters International

表題の一節の中に私の好きなフレーズがあります。

Through its member clubs, Toastmasters International helps men and women learn the arts of speaking, listening, and thinking--vital skills that promote self-actualization, enhance leadership potential, foster human understanding, and contribute to the betterment of mankind.

ある日、改めてこのフレーズを見た時、衝撃を受けました。自分の英語力を高めるために入会し、Table Topic Sessionでのご指名を逃れる手段としてスピーチ作りにだけ専念していた私は後ろから頭をガツンと殴られたようでした。

私が偶然、迷い込んだトーストマスターズには崇高な使命があったと分かった時、嬉しいと同時に了見の狭かった自分を大いに反省しました。その当時、Basic Manualもそろそろ終わりに近づいていましたが、スピーチのネタも切れた頃で確かネタ探しに苦労していたと思います。そんな時に遅ればせながら気付いたことが、『まず、”自分が聴衆に伝えたいこと” ありき。』でした。それまで、ぼーっと暮らしていた人間にとって、聴衆に伝えたいことなんてある訳ありません。じゃ、なければ、あるようにすればいいではないかと持ち前の負けん気がでしゃばって来ました。時事・社会面に対して意識の薄い私が新聞やインターネットの力を借りて平均レベルにはなったでしょうか。自分以外のことには関心が散漫になってしまう性癖も忍耐と努力のお陰で中の上くらいにはなったかと・・・

そうして、闇雲にスピーチだけ重ねて来た私の意識改革が始まった頃に”The Mission of Toastmasters International”のフレーズに出会ったのです。いいえ、それまでに何度か耳にしているはずですが、右から左だったのでしょうね。

トーストマスターの一員として、私もこのフレーズで語られていることを一つ、一つ実践して行きたいと思いました。自分の伝えたい事は何かをthinking、それをspeaking, 相手の伝えたいことは何かをlistening, そして thinking。言ってみれば簡単ですが、やろうとするとこれが中々大変で未だに暗中模索です。

そして最終目標は、私も”contribute to the betterment of mankind”の一助になれたらいいなと言うことです。

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一話:スピーチ時間の大切さ

スピーチの話をする前に我がクラブ、East-Kobeの紹介を簡単に。毎月第4土曜日1時半から4時まで灘のJICAビル2階(兵庫県立美術館の近く)で定例会を開いています。現時点でインアクティブを含めて45名くらいメンバーがいます。例会は20名前後が出席し、お茶とスナックでの休憩が入り、とても居心地のいい明るいクラブです。そのせいかどうか、ゲストも多く、今までの最高ゲスト数は18名。メンバーとゲストの数がほぼ同数なんて嬉しい驚きでした。

さて、先の定例会でAdvanced Speech (Interpretive Reading)からMark Twainの"The Prince and the Pauper"の紹介と朗読をやりました。この私のスピーチはProject4:The Playというもので時間は12分から15分でした。しかし、どこでどう勘違いしたのか、練習では8分から10分と思っていたのです。

話の山場にも行かないうちに赤いランプが点滅するので、朗読したい部分を削り、それでも話が繋がるようにと説明文を作り、それを何度も繰り返し、やっと時間内に収まった時の達成感はいいですね。さらに感情を込めて朗読しているとある時は王子、ある時は乞食、ある時は意地悪な門番になりきっていました。ところが、ところがです、"Time: 12 to 15 minutes"の文字が目に飛び込んで来た時はビックリしました。やはり、本の朗読にはこれくらい必要だよねと思うと同時にえらい勘違いをしていることに気付きました。定例会の前日でした・・・

早口で練習していたし、本番ではあがるだろうから間を稼げるし、ゆっくりめに台詞を言えばいいだろうと高を括って当日を迎えました。スピーチはそんな甘いものではありませんでした。結果は時間的に不合格。

幸か不幸か本番であがることなく、気持ちよく王子や乞食や門番を演じきってしまいました。つまり、プロジェクトに熱くなり過ぎて、スピーチで一番大切な時間を軽んじてしまったのです。

時間内にスピーチを終えることの大切さは十二分に理解し、きっちりと守ってきたのに、やってしまったのです。

今回の総括として: 気持ちよく朗読出来たことにだけ満足し、ベスト・スピーカーを取りに行く貪欲さに欠けていました。たとえ内輪のスピーチでも全身全霊でスピーチと取り組み、ベスト・スピーカーを取るくらいの気概は持って練習すべきでした。それでないと、つたないスピーチを一生懸命に聞いてくれるメンバーに申し訳がないですね。

独り言:15分近くも時間があるなら、苦労して削った部分も朗読出来るなぁ。Dual memberなので、もう一つのクラブ、Speak-upで、このThe Playをもう一度挑戦してみようかな!

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ついにマイ・ブログ作りました!

Toastmastersの皆さんは既にご存知の方が多いと思いますが、Azumaさんのブログ『徒然草』はトーストマスターをやっていてとても参考になります。いつか私もブログをと思って早一年が経ってしまいましたが、やっとブログ開設しました。開設に踏み切ったきっかけは、この度、East-Kobe Toastmasters ClubのPresidentを仰せつかったことです。不安と期待でいっぱいのこの時期に何かやっていないとどうにかなりそうで・・・

未だPresident's manualも読み終わってないのに、就任演説はさっさと作ってしまった私。エジプト旅行から帰って来て、一週間。どこかまだ時差ボケを引きずっているのか、『木を見て森を見ず』を地で行っているのか私自身も分かりません。(苦笑

ただ、はっきりしていることは、2007年6月28日にブログ『トーストマスターズ式部日記』を開設したこと。やったぁ―――

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