第十八話: 『説得術の方程式』

西宮トーストマスターズクラブから、素晴らしい記事が届きました。

雑誌『トーストマスター』4月号9ページの記事”EQUATION for PERSUASION”が、日本語に翻訳されて『説得術の方程式』として届いたのです。

西宮トーストマスターズクラブ会長Nさんの依頼により、Speak-up TMCのメンバーT先生がご尽力下さったそうです。

雑誌を手にした時は、英文の記事を読んで、分かったつもりでいましたが、『説得術の方程式』を読んだ時、やっと内容をしっかりと理解できたのだと思いました。

つまり、、『説得術の方程式』を読んだ後、英文では得られなかった感動が私の中に湧き起こったのです。

特に心に残ったフレーズは、

『演説にも、問題、原因、そして解決が必要である。』
『問題を孤立させる。問題の範囲を限定する。問題の緊急性と重要性を強調する。そして意義を伝える。』

説得力のあるスピーチには、問題、原因、そして解決が必要。限られた時間内で聴衆を説得するには、問題を際立たせるために範囲を決めてしまい、なるべく身近の事例で緊急性と重要性をアピールするという手法を知り、大いに感動しました。

これは、Call to Actionに繋がる重要なヒントだと思います。

聴衆がなるほどと同意すれば、それがCall to Actionに繋がるでしょう。

そのために次の手順が必要だと思います。

1.聴衆に問題を分かりやすく示す。(聴衆に身近な出来事などで)

2.原因を絞り論理的に問題に関連づける。

3.解決策を実践可能なものにする。

  解決策を一人一人のものにする。

  解決策に緊急性をあたえる。

以上は、感想も含めた私なりの『説得術の方程式』のサマリーです。

いつか翻訳文全文を紹介できる機会があればいいなと思っています。

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第十七話: 出来立てのクラブ スピーチは凄いよ!

西宮トーストマスターズクラブの三回目の定例会が先日ありました。

B-2のスピーチが三本とDTMのスピーチが一本。その中に思わずメモを取ってしまったほど、スピーチの本質を捉えたスピーチがありました。タイトルは「お笑い芸人」。

「松本人志のすべらない話」という番組があるが、松本人志をはじめとするお笑いの精鋭たちが、プレーヤーの名前が書かれたサイコロを振り、出た目のプレーヤーが持ち前の話を披露するというだけのもの。ところが、これには大きな条件があって、『決して、すべってはならない』のである。必ず、オチがあり、それがドッと笑いを誘って、一話の終わりとなる。

これを初めてじっくり見たスピーカーは、芸人たちの次々と繰り広げる”すべらない話”にすっかり感動してしまった。そして、そのうち、これはトーストマスターのスピーチといっしょだと思う。

サイコロを振って、話し手が決められる。

身近にある話題で、しっかりとおもろいオチをつける。

まさにこれはテーブルトピック!

スピーカーはお笑い芸人たちの物事のとらえ方がユニークだから、”すべらない話”が次から次と生まれるのだという結論に達する。

このするどい考察を聞いて、正直、すごいなぁ~と思った。つまり、B-2のスピーチをしている人が、既にスピーチ作りの極意を知っていると思ったから。

スピーチについて、私が最近、気づいたことは、ネタは身の回りに転がっていて、それをどうすくい上げて、どのように料理して一つのスピーチにして行くか、そして、どういう伝え方をすれば、自分の伝えたいことが聞き手に伝わるかをじっくり吟味すること。

”すべらない話”に例えれば、身近なネタのすくい上げ方は、物事のとらえ方である。

スピーカーが言っていたように、お笑い芸人の物事のとらえ方や話の伝え方は大いに勉強になる。

出来立てのクラブで凄いスピーチを聞かせて貰って、ラッキーでした。

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第十六話: 発酵とひらめき

明らかに準備不足で、スピーチをやってしまった、その後味の悪さ!スピーチの内容はなかなかの出来?でやっと思い通りのものが出来たと喜んだのも束の間、数時間後には発表しないといけないなんて・・・ 今日ほど、練習の時間があったらと思ったことはないかも。晴れやかにするべき賛辞のスピーチが、原稿チラチラのかっこ悪いデリバリーになってしまって。

偶然というのか、必然というのか、『徒然草』を訪ねてみたくなって、覗いてみると、面白い記事を発見!”Incubation 発酵とひらめき”(詳しい内容は『徒然草』をお訪ねください)

Incubationという発酵の時間が十分あれは、自ずとひらめきがうまれるということでしょうか。

時間的余裕を持って、事に当たれば、大きな失敗はしません。大概、うまく行きました。

余裕を持ってやっていると知らないうちに自信を持ってやっている自分を発見します。

その考えに今日からは、Incubationをプラスします!!!

(時間的余裕を持っての)スピーチ作りの楽しさは、この発酵の過程をゆっくり味わうことにあるのでしょうね。この発酵の過程がたまらない!

さあ、次のスピーチの準備にかかりましょうか。

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第十五話: それでも私は・・・

トーストマスターは私の生活の最優先でした。昨年のある時期までは。

入会して5年間、皆勤を続けてトーストマスターの楽しさを満喫していた私が、興味を少しづつ失って行きました。きっかけは前ディストリクトガバナーの解任問題でのゴタゴタだったかもしれません。さらにそれに追い討ちをかけることがありました。

新設クラブのスポンサーを頼まれ、またブログも担当していましたが、デモミーティングへの参加はほとんど出来ない状態でした。講義を受けている心理テストの講座の日程がちょうどデモミーティングと重なっていたからです。スポンサーの仕事が何かをよくは理解していなかったけれど、出席出来ないことを心苦しく思う分、ブログの方でお手伝いしようと思いました。結構、がんばっていましたhappy01

そんな時、スポンサーを降りて貰えないかと相談があり、即座に「心苦しいと思っていたので、私の方からお願いしたいくらいです。」と答えていました。代わりに今までデモミーティングに参加していなかったAさんをスポンサーにし、これからのデモミーティングに参加して貰うということでした。

降りたいと言ったのは自分でしたが、その日から徐々に”トーストマスター心”がしぼんで行き始めたようです。

虚しさを感じ、とうとう12月の東神戸の例会まで休んでしまいましたweep 皆勤が途切れることが分かっていたけれど。

例会を休んだ日、新設中のクラブのNさんから電話がありました。心配しての電話を有り難く思いました。その時、あと2人でチャーター出来ると聞き驚きました。Nさんの言い知れぬ努力に感動を覚えました。

すっかりしぼんでいた私の”トーストマスター心”が再び膨らみ始めました。

新クラブ設立に向けて私もがんばろう。3月まで私事で参加は出来ないけれど、クラブが設立すれば、オフィサーの一人として楽しいクラブにして行こう!

新年がスタートし、これから次々と行事があります。選挙、ECM、オフィサーズトレーニング、スピーチコンテスト。また、私自身のスピーチ。しっかりと取り組まなければ!!!

開店休業していたこのブログも久々の更新が出来ましたcoldsweats01

今回、初めてトーストマスターを辞めて行く人の気持ちが分かりました。

今回の経験をクラブ運営に生かして行きたいです。

休みがちなメンバーへの声掛けは必要だと確信しました。

些細なことで、起きたことは、些細なことで解消出来る。(特に私は単純だから?)

昨年は少しグツグツしてしまいましたが、それでも私はトーストマスター人間で~すbleah

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第十四話:至福のひととき

10月5日、小雨がそぼ降る徳島郷土会館に一台の車が到着。

エリア43のテーブル・トピック コンテストの会場だ。East-KobeのメンバーMさんの車で駆け付けた。

基調講演の主は、広島以来の再会となるAzuma氏。

日本の代表としてカルガリーに行ったAzumaさんの基調講演はスピーチ作りのワークショップとカルガリーの報告。

ワークショップのことは後で詳しく、述べるとして、何より、嬉しかったことは、Azumaさんのスピーチ本番の時、何度も笑いが起きていたこと。そう、カルガリーの聴衆に受けていたのです!しっかりと!なんか、とても勇気づけられました。happy01

さて、ワークショップはPower Pointを使って例を示しながらのとても分かりやすいものでした。

手作りのプレゼンスライドはあちこちにユーモアが散りばめられ、非常に分かりやすいスライドでした。

プレゼンのスライドと言えば、文字とグラフと写真、それ位しか見たことがなかったので、AzumaさんのPower Pointスライドを見て驚きました。

① イラストを効果的に使っていて、楽しく分かりやすい。

② ワンセンテンスが簡潔。

③ 空間にゆとりを持たせたマッピングで見やすい。

ワークショップではスピーチのネタ探しから、手直し最終段階までのノウハウを惜しげもなく披露して下さり、とても得した気分になりました。

パーティーでは運よくAzumaさんと同じテーブルに振り分けられ、他のトーストマスターたちと共に至福のときを過ごしました。

私はこの季節が大好き!

エリア、ディビジョン、ディストリクトとコンテストがいっぱいだから。それらのイベントに参加し、既知のトーストマスターに再会し、語り合う時間は、まさに至福のとき!

自分のクラブを飛び出して、他のクラブの人たちと過ごす時間は楽しくて、色々な発見があり、とても勉強になります。

このコンテストの時季は私にとって至福の”時季”かもしれません。

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第十三話: ”耳”寄りな話 もとへ ”腹”寄りな話

9月7日西宮で日本語クラブのデモミーティングがありました。そこに初代District GovernorのIさんのサプライズ訪問がありました。有益な(テーブルトピックに関する)お土産に参加者全員大喜び!

私自身は何より、そのお人柄と迫力のあるスピーチに圧倒されました。

当日、TMDは私でしたが、日本語では初仕事だったのでIさんのスピーチ紹介を忘れるくらい緊張していました。ところが、I さんの自信に溢れたスピーチがカンフル剤になったのか、頭のてっぺんから出ていた声がお腹から出るようになり、少し余裕が生まれ、緊張を克服することが出来ました。

”お腹から声が出せる”ことの意味、意義、大切さを考えてみました。

1.意味・・・自分に自信がある、話す内容に自信がある

たとえば、スピーチの練習が不十分な時、私の声は口先から出ているので、声の深みも色合いも聴衆には届けられません。 しかし、十分に練習が出来た時は、スピーチをしながらお腹から声が出ていること自分で確認でき、それが自信を生んでくれます。

2.意義・・・自信が持てると余裕が生まれ、さらにうまく行くと自分を客観的に見られる

自分の声がお腹からきれいに出ていることを感じると同時に、前にいる聴衆の顔がよく見えるようになったという経験をしたことがあります。

余裕が生まれたから、聴衆の顔を見ることが出来、自分がしっかりと二本の足で立ってスピーチをしていることが心地よかったのでしょう。

3.大切さ・・・人に何かを伝える時、声の音色が決め手

声の音色は人それぞれでしょう。その人、その人の声色の特徴を伝えるためには声をお腹から出す必要があると思います。

また、何かを伝えたい時、口先で話す言葉では自分の思いを相手に届けることは出来ないでしょう。

お腹の底から発せられた言葉だからこそ、相手の心を揺さぶることが出来ると思います。

まとめとして;

physical 面でもお腹から声を出す努力をしつつ、話す内容に自信が持てるまで練習を重ねる。次に声がお腹から出ているかどうかチェックしながら、本番さながらの練習をする。私の場合、思いっきり声を出せるのは本番当日ですが・・・

最後に自信が持てない状態で人前で話さなければならなくなった時の特効薬をご紹介します。

とにかく、”お腹から大きな声を出してみる”ことです。

お試しください!

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第十二話:スピーチ添削

広島でのSpring Conference二日目、”Speech Marathon”改め ”Open Speech Meet”で因縁のスピーチとの決着をつけることが出来ました。

スピーチを思いついた時のその思いをスピーチに反映させ、思い通りの内容に仕上げ、さらにそのスピーチを90名の聴衆の前で発表することが出来ました。そしてスピーチを終えた後、色々な方から温かいお言葉までいただき、まるでサプライズ・プレゼントをゲットしたような興奮を覚えました。

この素晴らしい体験を現実のものに出来たのは私一人の力ではありません。

勝手にブログの師匠、そしてスピーチの師匠と呼ばせて頂いているAzuma氏のアドバイスやご指導のお陰でした。

一つのスピーチを自分の満足の行くスピーチにまで仕上げて行くのはなかなか大変でした。

まず、In-houseでやったスピーチで”Open Speech Meet”にエントリーしようと決めてから、スピーチの手直しが始まりました。手直しするなら最初の思いをスピーチに反映させたいと思いました。

In-houseでのスピーチを思いついた”きっかけ”は一体なんだったのか? きっかけはテレビの環境問題を扱ったドキュメンタリーでした。このままでは地球は大変なことになる、何とかしなければと思ったことからスピーチを考え始めました。

ところが、スピーチを考え始めるとテーマーが大きすぎて、途中から違うテーマになって行きました。『失敗から学ぶ』がテーマとなり、タイトルは”Never regret anything”。このスピーチでIn-houseに出場し、2位となりArea出場は叶いませんでした。めげない私は翌日、もう一つの所属クラブのIn-houseに徹夜で手直ししたスピーチで再挑戦。見事に返り討ちに会い撃沈!

Open Speech Meetに向けて、『失敗から学ぶ』というテーマと環境問題を結び付けて一つのスピーチにまとめ上げることは出来ないかと頭が痛くなるほど考えました。どうにかこうにか、まとまったスピーチの形になりましたが、何度読み返しても、終わりの部分がすっきりしないのです。最後でバーンと終わりたいのに”は~ん”という感じ。

そこへ師匠から私の添削スピーチが届いたのです。締めの部分をごちゃごちゃダラダラと書いていたのが、たった二行の、しかも私の思いが凝縮したフレーズに変身していました。これだ!と思い、早速それを採用しました。

Conclusionは本当に難しいです。今回はとてもいい勉強になりました。自分の思いを伝えたくて、ついダラダラ書き過ぎてしまいますが、師匠の仰るように少し少なめに語って、後は聞き手の方で100%にして貰うということも大切だと感じました。

聴衆の胸に届くスピーチならば、聴衆がスピーチを聞いてイメージを描けるならば、多くを語らずとも話し手の思いは伝わるはずだということを知りました。これは大きな収穫!

添削スピーチを見て、何が嬉しかったかと言うと、deliveryについての細かいアドバイスでした。たとえば、スピーチの始めで諺を言うところがありますが、言った後、1,2と数えてから次の言葉を言うとか、スピーチが明から暗に変わるところでのHoweverは会場中に響き渡るようにとか、その一つ一つが目から鱗でした。

いつもはタイトルにもこだわるのですが、今回はスピーチに気を取られ過ぎていたので、余りいいものが思いつかず、”What we can do is”なんてタイトルでよしとしていましたが、これも師匠のひらめきで”Stepping Stone”となりました。スピーチの没頭と最後で言う諺、”Every failure is a stepping stone to success.”がとても印象付けられました。

スピーチ作りも企画・製作・営業の過程をきちんと踏んで初めて消費者(聴衆)の元に届くのですね。

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第十一話:スピーチとの戦いはまだ続く!

In-house Speech Contestで悔し涙を流した因縁のスピーチを広島のSpeech Marathonですることになりました。

このスピーチは二度In-houseでやり、その後、チャータークラブのデモミーティングでもやりました。このスピーチとの関わりは、これで、最後になるだろうと思って、自分なりに納得の行くスピーチに仕上げようと、ほぼ半分を手直ししてやりました。でも、スピーチを終えてみたものの、私の満足度は、6割か7割程度で、不全感を残しつつも、もう終ったと思っていました。

ところが、気が付けば、そのスピーチでSpeech Marathonにエントリーしていました。

満足度7割の不全感スピーチでは、いけないという思いが日毎に高まってくるものの、どう手を入れたらいいのか・・・

どうやら私は”スピーチ”という深い、深い森に迷い込んでしまったようです。

なんとか出口を見つけなければ。

時間がない!

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第十話:スピーチのテーマ

一ヶ月に一度のブログ更新をさらに進めて、今年からはせめて月二の更新にと思ったはずが、気が付けば、やはり月一とはトホホweep・・・

記念すべき?十話を”ぼやき” or ”泣き”から始めるとは、情けないと言おうか私らしいと言おうか、まあ、そんなものでしょう。  ”開き直り”?

昨日と今日は二つの例会(今月はIn-house Speech Contest)にcontestantとして参加し、気持ちよくスピーチをやったものの、一位にはなれず、(実は狙っていた?)かなり痛手を受けています。スピーチのタイトルは"Never regret anything!"。だから、今回の失敗もただ嘆いて終わる訳には行かないよと自分に言い聞かせております。

正直、一回目のスピーチが終わった後しばらくは、どこがダメだったのか分かりませんでした。建設的な批評を貰っていたものの、その日は、何もせず、いえ何も出来ず、即眠りに着いていました。翌朝、二度目のスピーチの朝、このまま、諦める訳には行かない私がいて、早速、前日の批評を考慮しながら、スピーチに手直しを入れました。とは言うもののその部分手直しが完結したのは例会の会場に着いてからで、自分のスピーチを始める直前まで覚えることに集中していました。そして、七番目のスピーカーとして名前を呼ばれた時、スピーチ原稿は席に残して、前に行きました。

これは、大きな賭けでしたが、手直しした部分も何度も練習して自分の物としていた他の部分と同様に発表することが出来ました。そして前日の批評の一つ一つを今日のスピーチに生かすことが出来たと思ったのですが・・・

例会の後、飲んで(ウーロン茶)食べて、歌って、騒ぎました。一位に成れなかった事実を頭の隅に追いやって。

帰途に着いた時に初めて、自分のスピーチに足りなかった物が少しづつ見えて来ました。

内容に説得力が無かったのです。聴衆の多くがなるほどと思う説得力が、今回のコンテストには必要だと思って、そのつもりで作ったスピーチのはずが、そうではなかった。

① 自分は何をテーマに取り上げるか

② どのエピーソードを選べば自分のテーマを聴衆に最も分かり易く伝えられるか

①は「失敗から学ぶ、あるいは教訓を得る」でまずまずだと思う。

問題は②。原因は幾つかあるが、その一つ目は、エピソードが二つだったことで、絵を描ききれなかったと表現したらいいだろうか。ストーリーはうまく描けたけれど、肝心のmake a point が表現し切れなかった。

(今まで、20個近くスピーチをして来て、何を学んでいたのだろうかとひどく落ち込む)

二つ目は、取り上げたエピソードが今一つ、説得力に欠けていた。聴衆を考慮しながら最もテーマを伝えられるエピソードを選ぶのは中々難しい。

この辺りまで、昨日、今日とやった自分のスピーチのダメだしをやっていたが、急に世界チャンピョンになった人たちのスピーチの原稿を見たくなって、World Championの David Brooks(http://www.davidbrookstexas.com/)さんのサイトを覗きに行った。ResourcesのところからFor Toastmastersに行けば、Brooksさんのスピーチの原稿が読める。ちょっとレベルが高すぎてと思わず、いい物をたくさん見て、聴いて、目と耳を肥やすつもりでいます。

最後にTIのウェブで見つけたマガジン・アーカイブの中の『テーマの選び方』から、

............2005 International Champion Lance Miller followed the same pattern. His speech was titled “The Ultimate Question.” Although it was a profound-sounding title, it did not delve into a metaphysical concept. It was about validating people wherever and whenever you can. And although the theme was simple, the speech had a profound effect on my life as I’ve tried to incorporate Lance’s advice throughout my everyday experiences. ...............

また、こんなことも言っていました。

・・・・歴代のチャンピョンの多くは今まで、語り継がれて来たようなテーマを自分流に目新しく変えて発表して来ている・・・・・

”自分流に目新しく”ですかぁ。う~ん、説得力のあるスピーチを作るって、本当に難しいですね。でも、なんかチャレンジしてみたいですね。今度は、前よりちょっとだけ説得力のありいいスピーチを作ってみたい。

あっ、私すっかり元気になっています!

今日のブロブ、”泣き”から始めてしまいましたが、今、やる気をムクムクcloud感じています。

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第九話:自分に向かって開かれた扉

2008年が始まって間もないある日、TVのドキュメンタリーを見ながら大きな感動を覚えた。それは、福島県の矢祭町の『もったいない図書館』が開館するまでの話しだった。思いがけないところから町の再生が始まるのだなと感心した。矢祭町は全国ではじめて合併をしないと宣言した町であることを番組の中で知った。新しく図書館を建設すれば15億から20億円はかかると言う。そこで既存の建物を改築し、図書は全国から寄贈してもらうことにしたのだ。全国から送られて来る本には短い手紙が添えられているものが多かったそうだ。愛着のある蔵書や遺品の蔵書もあり、思い入れのいっぱい詰まった本たちが行き場を求め、そして一番良い場所を見つけたのだと思った。送られてきた本は40万冊にもなると言う。話は『もったいない図書館』が開館しただけに留まらず、今では寄贈した人たちが各地から訪れていると言う。町おこし、村おこしの話しを見聞きすることがあるが、この矢祭町の場合、町の図書館が欲しいという町民の願いから始まったことが気が付けば町おこしに一役買っていたのだと思った。この『もったいない図書館』のドキュメンタリーを見て、一つの教えと一つの英単語を思い出した。その教えとは、

When one door closes another door opens; but we often look so long and so regretfully upon the closed door, that we do not see the ones which open for us. 

--Alexander Graham Bell

意味: 閉ざされた扉があれば、開かれた扉もある。なのに私たちはたいてい、閉ざされた扉の前でいつまでも恨めしそうにたたずみ、自分に向かって開かれた扉の存在に気付かない。

 ―アレキサンダー・グラハム[グレアム]・ベル

次に思い出した英単語は、"serendipity"。
意味は、予期せぬ良い物(楽しいこと)を見つけ出す才能、掘り出し上手。
何かを探している時、見つけようとしていた物ではない、価値のある物を偶然見つけることという注訳がある。

また、『ウィキペディア(Wikipedia)』では、次のような説明もあった。
自然科学におけるセレンディピティ:
セレンディピティは、失敗してもそこから見落としせずに学び取ることができれば成功に結びつくという一種のサクセスストーリーとして、また科学的な大発見をより身近なものとして説明するためのエピソードの一つとして語られることが多い。

2008年は閉ざされた扉があったとしても、そこに留まるのではなく、自分に向かって開かれた扉を探そうと思う。そして自分のゴールに向かって貪欲に前進して行こうと思う。私の中にもきっとあるであろう、serendipityを信じて!

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